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私が所属する部署は、金融、製造・流通、社会インフラ関係など幅広い分野のシステム開発に携わっています。現在、私自身はエンジニアとして電力会社のユーザーインターフェースの開発に携わっています。もともと文系出身のため、ITに関する勉強をしてきたわけではありません。そのため入社当初は理系出身の方と比べて、知識や技術面での差が生まれるのではないかと不安を抱いた時期もありました。しかし、実際に働いてみると研修制度や資格制度がとても充実していたので、安心して働くことができています。特に役に立ったのは、新人研修の最後に行われたプロジェクト型演習です。同期の数名とチームを組み、実践に近いかたちでシステムを開発。現場の疑似体験ができ、事前に自分自身の課題をみつけられ、不安を解消した上でプロジェクトに参画することができました。また、実際に開発言語に触れてみて思ったのは、英語の文法に近いということです。プログラミングは単語と単語を組み合わせてつくるので、言葉を覚え、一定のルールを理解し、わからないところは調べることで開発可能だと気づくことができました。今振り返ると、文系出身という理由だけで身構えてしまっていたのだと思います。私と同じように文系出身でエンジニアを目指す方がいたら、技術の基礎は研修で学ぶことができるので、安心して当社に飛び込んでほしいです。
印象に残っている仕事は、一つ前のプロジェクトであるガス会社の社内システム保守業務です。改修作業がメインで、即時対応が必須でした。限られた時間で不具合の原因を究明し、対応方法の検討・提案までを行う必要があり大変な場面が多々ありました。その都度、プロジェクトメンバー内で情報を共有し、どんな対応方法があるのかを相談し合い、チーム一丸となり問題に向き合うことで困難な状況も乗り越えることができました。この経験を通して気づいたことは、日常のコミュニケーションがとても大切だということです。いつでも気軽に相談できる信頼関係があるからこそ、緊急時でもお互いに協力することができる。直接仕事に関係ない「最近みた映画」や「週末どこへ行ったのか」といった雑談や、週に数回のミーティングを行うことで、仕事の状況を含めお互いのことを理解し合うことができました。また活躍している社員ほど、一つ一つのコミュニケーションが丁寧なんです。丁寧というのは、コミュニケーションを取る頻度や言葉選びなどもそうですが、認識のズレがない伝え方ができるということ。そういう人がいてくれると、お客様からの要望も細かく引き出すことができますし、意思疎通が取りやすいので、チームが一致団結しやすくなる。結果的に、プロジェクトを円滑に進めることができます。これは男女問わず、キャリアや年齢も関係なく大切なことだと思うので、私自身も意識していきたいと思っています。
これからの自身のキャリアとしては、様々なシステム開発に携わり経験を積むことです。今は開発経験が少ないこともあり、明確なキャリア目標はまだ持てていません。考え方や価値観は、出会う人や環境によっても変わってくると思っています。そのため、今は自分の可能性を広げるためにも業界や業種にこだわらず、いろいろな世界を知りたい。様々な開発経験を積むことで、使用できる開発言語や分野を増やしていきたいと思っています。
欲を言えば、大好きなファッションにまつわるシステムをいつか開発できたらうれしいですね。今までガス会社や、電力会社などの生活の根幹を担う社会インフラ系のシステム開発が多かったので、エンタメ性のある開発にも取り組んでみたいです。当社の場合、様々な業界と繋がりがあるので、チャンスをしっかりつかみ取って、自分のスキルを向上させていきたいと思います。
社員インタビュー