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2019年10月に発足したプラットフォーム事業部は、その名の通りプラットフォーム別にチームを構成し、集中的に担当するプラットフォームに関連するサービスを提供しています。私が統括する2部の専門領域は「Salesforce」。CRM(顧客関係管理)ソリューションを中心としたクラウドコンピューティングサービスに関するセールスフォース・ドットコム社の製品やソリューションを専門としています。
プラットフォーム事業部は、SalesforceのほかにAUTOSAR(自動車の電子制御ユニットで広く使われている共通標準ソフトウェアアーキテクチャ)、AWS(Amazon Web Services:Amazon.comが提供するクラウドコンピューティングサービス)、RPA(Robotic Process Automation:ロボティック・プロセス・オートメーション)、そしてサーバーレス開発などのチームを編成しています。
当事業部のビジネスの流れは、セールスフォース・ドットコム社やプラットフォームの開発会社(パートナー企業)からの紹介や依頼を元に、最終的にはエンドユーザー(Salesforceを導入する企業)からの発注をいただき、Salesforce製品を導入します。セールスフォース・ドットコム社とともにエンドユーザーに出向いて、提案段階からプロジェクトに入り込んでいくという取り組みも進めており、今後は提案から開発、納品まで一手に任せていただけるチームを目指しています。そのためにも、対エンドユーザーはもちろん、パートナー企業であるセールスフォース・ドットコム社や開発会社との信頼関係構築も、日々の業務を通じて強化を図っています。
特定のプラットフォームを専門としたチームといえども、やはり当社の強みは独立系ゆえの自由度の高さではないでしょうか。当社は設立以来、あらゆる技術を駆使しながら、業界問わず様々なお客様のニーズに呼応してきました。社内も今なお成長中の組織構造で、一人ひとりが尊重されたフレキシブルな環境の中、各自が技術を磨き続けています。当事業部の視点からみてみると、社内でも新しい組織であるため、これから新しく加わる皆さんも、責任ある役割を担うチャンスや新たなポジションへの抜擢が十分にあり得る環境だと思います。
当事業部が専門としているSalesforceをはじめとした各プラットフォームは、多くのお客様の課題を解決するための最適なツールです。しかし、導入する製品やサービスを正しく選定し、特徴や品質を理解した上で活用することで、はじめてその成果を得られることも事実です。
当社では長年蓄積してきた技術やノウハウを全社で共有しているため、ときには部門の枠を超えてクライアントに最適な方法を提案し、導入を成功に導くことができる組織力があると確信しています。実際に導入後にエンドユーザーから寄せられる問い合わせについても、改善方法を速やかに提供できる体制が整っており、他社にはない独自の強みを多く擁している組織であると思います。
お客様からの信頼を獲得するためには、チーム全体の知識のボトムアップが不可欠です。実際に、当社では専門的な資格の取得など一人ひとりの技術や知識の幅を広げるためのサポートを積極的に進めています。
現状では、製品導入を担当する技術者集団としての動きが主となっていますが、将来的にはSalesforceのエキスパートが集結することで、エンドユーザーの課題解決からソリューションを提供できる、加えて私たちに導入を任せていただくことで、さらに価値を発揮できるような専門性に長けたチームにしていきたいと考えます。その上で、一人ひとりの個性がこれまで以上に活きる環境を目指しながら、Salesforceのエキスパートを一人でも多く育てていきたいと思っています。
当社はIT業界の中でもまだまだ若く、成長段階にあります。一方で設立以来一貫して独立系というスタンスでビジネスを展開してきたからこそ、多くのことにチャレンジし、様々な技術やノウハウを吸収してきました。そのような当社ならではの強みを随所に発揮していきながら、専門チームを強固なものにしていきたいと思います。同時に一人ひとりが当社で働く意味を見出せる、やりがいのある環境を創り上げていきたいと考えています。
社員インタビュー