コミュニケーションツールとして定着しているSlack、対面でのコミュニケーションが減る中で導入を考えている企業も多いかと思います。
でも企業が導入するメリットがイマイチ分からない、ということはありませんか?
PCIソリューションズではSlackを導入し、社員同士のコミュニケーションやプロジェクト情報共有に利用しています。そこで、この記事では当社がSlackを導入して感じた以下5点のメリット・特徴をお伝えします。
- ワークスペース
- チャンネル
- ビデオ通話
- ファイル共有
- 外部アプリ連携
Slackの導入を検討されている方や、社員間のコミュニケーションに課題を感じている方はぜひ読んでみてください。
※Slackは、Slack Technologies,Incの商標および登録商標です。
もくじ
特徴1:サインインすると所属のワークスペースに参加できる
Slackにはワークスペースと呼ばれる巨大なスペースが存在します。ワークスペースとは会社単位または会社内のチーム単位で作成します。会社(チーム)に所属するメンバーはそのワークスペースに参加できます。
弊社の場合、「PCI Solutions」と表示されます。
新規ユーザが会社のメールアドレスでサインインした場合、その会社が作成したワークスペース一覧が自動的に表示されます。そのため、新規ユーザも簡単に会社のワークスペースに参加できます。
チーム単位のワークスペースは、サインイン後に管理者の承認が必要となります。
特徴2:自由参加のチャンネルと要承認チャンネルを使い分ける
Slackではチャンネルを作成し、メンバー間のコミュニケーションをとります。
チャンネルは2種類あります。
- パブリックチャンネル
- プライベートチャンネル
それぞれ解説します。
パブリックチャンネル
全社(全チーム)に公開されているチャンネルで、誰でも自由に参加できます。
私たちのチームでは会社方針や人事情報などの全社連絡や、社員間のコミュニケーション・勉強会メンバー募集などがパブリックチャンネルで運用されています。
パブリックチャンネルはチャンネル検索で探すことができます。
例えば「勉強会」で検索した私たちのチャンネル検索結果がコチラ。
興味のある勉強会に自由に参加し、メンバーとの交流・情報共有も簡単にできます。
プライベートチャンネル
チャンネルメンバーが招待して参加できる、非公開のチャンネルです。機密情報のあるプロジェクトや、特定のユーザのみと情報共有したい場合に利用しています。
私たちのチームではプロジェクトや部課単位で運営するプライベートチャンネルがあります。
※補足情報
チャンネルではありませんが、特定のユーザと1対1でやり取りを行うことができるダイレクトメッセージ機能も存在します。
特徴3:チャットだけでなく音声通話・ビデオ通話もできる!
Slackではチャンネルのメンバー同士で音声通話・ビデオ通話もできます。
通話を開始するとメンバー全員にコールがかかり、コールに応答したメンバー同士で会話が可能となります。
チャンネルに参加していないメンバーも通話に招待できます。
また、ワンクリックで即通話ができるハドルミーティング機能も備わっています。
※補足情報
ハドルとはアメリカンフットボールが由来の用語で、ハドルミーティングは短い時間で会議をすることを目的としています。
隣の人に話しかけるイメージに近く、「ちょっと話していい?」という感じで会話できます。
テキストコミュニケーションだけでは難しいときに重宝します。また、カメラはOFFなので、身だしなみも気にせず気軽に通話できることも嬉しいポイントです。
特徴4:ファイルの共有も簡単!!
Slackはチャンネル内にファイルをアップロードし共有できます。例えば通話直前、あるいは通話中にファイルを共有したり、草案を送って意見をもらったりするときに便利です。
チャンネル内でもファイルのプレビューが表示される(ファイルによる)ので、ちょっとした確認もできます。
共有されたファイルはサイドバーの「ファイルブラウザ」から一覧を表示することができます。
ファイル名検索も可能で、共有日・共有者・共有チャンネルで絞り込みをして検索することもできます。
特徴5:ZoomやGoogleドライブなどの外部アプリと連携できる
SlackではZoomやGoogleドライブ・Outlookカレンダーなど、外部のアプリとの連携が可能です。
連携可能なアプリは、以下から確認することができます。
https://slack.com/intl/ja-jp/apps
私たちが連携して使っている一例をご紹介します。
- Twitterと連携し、指定したユーザが投稿した内容をSlackにも投稿する
- Googleドライブと連携し、SlackからGoogleドライブにファイルをアップロードする
- Gmailと連携し、メールの受信内容をSlackに投稿する
また、クラウド型コンタクトセンターであるAmazon Connectと連携したコールセンター向けソリューションを提供しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
外部アプリ連携は絶賛お試し中です。ほかにも各種アプリ・ツールとの連携を試していきます。便利な連携機能が見つかりましたら随時更新します。
まとめ
この記事では当社で導入してみて分かったSlackの特徴とメリットとご紹介しました。
- 特徴1:ワークスペースへの参加
- 特徴2:2つの種類のチャンネルの使い分ける
- 特徴3:音声通話・ビデオ通話の活用
- 特徴4:ファイル共有と検索
- 特徴5:ZoomやGoogleドライブとの連携
まだまだ使い始めて日が浅いですので、まだまだ使い切れていない機能がたくさんあります。
今後もSlackを使ってみて便利だと思ったこと・改善したいところなどを更新していきます。コミュニケーションツールとしてSlackをご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
また、Slack導入や運用でお悩みの方は、こちらよりお気軽にご相談ください。