筆者がSlackの利用を開始して、約半年が経過しました。
Slackを利用する前は「ほかのチャットツールと何が違うんだろう?Slack以外のコミュニケーションツールでもよいのでは??」という疑問を持っていました。
この疑問は半年運用してみて解消されつつあります。
今まで別のチャットツールを使用していた経験を踏まえ、改めて「ここがスゴイ!」と感じたSlackの機能や特徴を5つご紹介します。
※Slackは、Slack Technologies,Incの商標および登録商標です。
もくじ
【ここがスゴイ①】動画や音声を文字で簡単に把握!文字起こし機能
Slackに音声ファイルや動画ファイルをアップロードすると、自動で文字起こしをしてくれます。Slackのどのプランでも利用することができる機能です。
さらに音声ファイルや動画ファイルを文字起こししたワードはSlack内の検索でヒットします。
精度も高く、運用に十分な正確さで文字起こしがされていると感じます。
動画を全部見なくても文字起こしされた内容を読めばわかるので時短になります。
なお、ハドルミーティングにも文字起こし機能はありますが、日本語には対応されていないようです。(執筆時点)
ハドルミーティングも日本語に対応されれば、会議の議事録を取る手間が軽減されますね。
【ここがスゴイ②】サイトをブックマーク!関連ページ追加機能
チャンネルやダイレクトメッセージ(DM)に関連ページを追加することができます。チャンネルのメンバーがよく使うサイトを追加しておけば、サイトを探して開く手間を省くことができます。
追加するサイトの量が増えてしまった場合は、フォルダにまとめることができます。あらゆる情報がSlackに集約されリンクを探す手間も減り、さらなる業務効率化を繋がっています。
【ここがスゴイ③】部署間の垣根を越えたオープンなやりとり
コロナ渦に新入社員として入社した私は、入社早々リモートワークで作業していました。
今まで使用していたチャットツールでは、業務連絡をするための閉鎖的なチャットルームしかなく、気軽にチャットを送れる文化ではありませんでした。慣れないテレワークで孤独感を感じることも多かったのですが、Slackを利用することでチームの垣根を越えたコミュニケーションが可能になり、孤独感は解消されました。
社員の孤立に関する悩みを抱えている企業は少なくないと思います。
当社のワークスペースでは、雑談チャンネルをはじめ、世の中のニュースを共有するためのチャンネルや、趣味について語り合うチャンネルなど、目的に合わせた様々なパブリックチャンネルがあります。
部署間の垣根を越えて日々活発なやりとりが行われており、社員間の新しいつながりがうまれています。
Slackは2種類のチャンネルを作成することができます。
- パブリックチャンネル
- プライベートチャンネル
守秘義務に関わるような話題はプライベートチャンネルを作成し、メンバーを限定してコミュニケーションをとることも可能です。
【ここがスゴイ④】様々なサードパーティー製アプリとの連携
当社ではGoogle Workspaceを利用しており、GoogleドライブやGoogleカレンダーで資料や予定の管理を行っています。
Slackには様々なサードパーティー製のアプリが用意されており、Googleに関するアプリもあります。
Googleカレンダーのアプリを入れると、Slackから予定の確認や、会議のGoogle Meetに参加することができるので、大変便利です。
なお、現状ではアプリ内の情報はすべて英語で表示されますが、今後日本語対応してくれることに期待しています。
【ここがスゴイ⑤】既読のストレスから解放される
多様なチャットツールが世の中にはありますが、既読がつかないチャットツールは珍しいのではないでしょうか?
上司からのチャットに既読をつけてしまい、すぐに返信を返さないといけないストレスを感じる方もいると思います。Slackには既読機能がないため、そのようなストレスから解放されます。
では、相手にメッセージを確認したことを伝えるにはどうしたらいいでしょうか?
メッセージにリアクションをつけることで、メッセージの送信者に確認したことを伝えることができます。
既読のストレスから解放され、自分のタイミングで返信できます。在宅中心となった今、ストレスフリーな非同期コミュニケーションの重要性を実感しています。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
Slackを利用してまだ半年ですが、Slackの柔軟性に気付かされた半年間でした。新しい機能はどんどん追加されているため、今後はさらにSlackが使いやすくなると思います。
今回の記事で少しでもSlack導入に悩まれている方の後押しができれば幸いです。
これからもSlackに関する情報発信を引き続き行っていくので、チェックして下さいね。
また、Slack導入や運用でお悩みの方は、こちらよりお気軽にご相談ください。